プレイヤーは
「ソファ」「ワゴン」「木箱」「椅子」「石像」「恐竜の骨格標本」「馬の模型」という7つのステージからいずれかを選び,人を乗せることになる。「ソファ」がもっとも簡単,「馬の模型」がもっとも難しいと考えていいだろう。
ゲームが開始すると,空から無気力人間が落下してきて,プレイヤーは彼をドラッグして持ち上げ,画面中央のオブジェクトへと運んでいくことになる。うまくオブジェクトに乗せて,地面に手足がつかない状態で静止すれば見事クリアだ。
一定時間ごとにステージの床がどんどん崩れていく仕掛けになっていて,そこに無気力人間が落ちてしまったり,制限時間内にクリアできなかったりするとゲームオーバーとなる。
どのステージからでもプレイ可能。クリア時間が早いほど,スコアが高くなる
|
|
無気力人間には過剰に
慣性の法則がかかっているようで,オブジェクトにはそっと置かないと,あっという間に落下してしまう。慎重かつ丁寧に,繊細なプラモデルの部品をつけるかのような手さばきが必要なのだ。
なお,画面下部を左右にスワイプすれば視点を変更できるので,操作が難しいアングルのときは積極的に活用しよう。視点を変えるだけで無気力人間の運び方や乗せ方が大きく変わってくる。
なかなか思うように運べない無気力人間。何でこんなやつのために……とイラついてくるが,綺麗に乗せられたときは結構嬉しい
|
|
ステージごとのクリアスコアを合算したものがトータルスコアとして表示され,これがGameCenterのランキングに反映されることとなる。ランク入りをめざすなら,各ステージでまんべんなく高いスコアを出す必要があるだろう。
何と言うか出オチ感溢れるゲームだが,
想像以上に無気力な人間がインパクト大なので,話のネタにプレイしてみるのもいいだろう。さて,ここまで読んで「何もしたくない人にオススメと聞いたのに,ゲーム内でも働かされている」とお気づきの読者の方,正解。世の中そんなに甘くないのだ。